令和4年12月16日(金)、医療ソーシャルワーク基礎研修⑥「チーム医療と地域連携」がオンラインにて開催されました。南昌病院 医療ソーシャルワーカー 吉田利春様よりご講義いただきました。本講義では、MSWの連携・共同における支援の目的・姿勢・役割をおさえた上で、サービスの質を吟味し、かつ連携の方法論や手法を理論的根拠を持つ実践的技術として身に着け、より質の高い専門的なMSW実践の展開に寄与できるようにすることを目的としています。
院内及び地域への連携を担っているのがMSWの任務の1つですが、講義では、現代のMSWの課題として、他職種とは異なるMSWによる独自の連携の在り方が挙げられました。私も日々の業務の中、MSWの私だからこそできる支援は何だろう、私の果たすべき役目は何だろうと分からなくなる時があります。講義では、退院支援看護師とMSWで異なる部分は、MSWは「退院時」に焦点を当てず、退院後のことを考えて支援を行うため、退院後の生活でもフォローできるよう、ケア会議に誰を呼ぶかといったチームマネジメントが必要という話がありました。入院時にクライアントと地域をつなぎ、その後のフォローができるのはMSWならではの任務であることを改めて実感し、様々な機関とつながっておく多層型連携の重要さに気づけました。また、チーム内の他職種で意見が異なり、摩擦が生じた時に、MSWが他職種をコントロールすることが重要ともありました。私はケア会議を開催時、いかにスムーズに進行させるか意識してしまうため、出席者間で摩擦が生じてしまうことがあります。それを解消するプロセスを経ることによって、他職種の専門意見をより聞くことができ、チームで協業につながることが分かりました。
院内では医療専門の医師・看護師等とは違う視点で連携することの難しさ実感しています。院外では、地域とは多くの機関と連携する際の情報の取り扱いの注意、正確な情報伝達に苦戦していますし、MSWの役目を果たせているか不安になるときもあります。それでも、クライエント、院内のスタッフ、地域の関係者等、多くの方から感謝されるのはMSWだからこそできる業務をしているからだと思います。今回の講義で学んだことを活かし、吉田様がおっしゃっていた「クライエントを靱帯とした」支援を心掛けていきたいです。
文責 広報部会 工藤
岩手県社会福祉士会・実習指導者委員会と岩手県医療ソーシャルワーカー協会共催による「第2回実習指導者フォローアップ研修会 開催要項」のご案内です。社会福祉士養成のためのソーシャルワーク実習カリキュラムが変更となり、新しい実習が始まっています。第2回の今回は、実習指導者として最も悩ましい180時間、60時間それぞれの実習プログラムの立案について考えたいと思います。実習を受け入れた指導者3名の報告をもとに実習指導者同士の意見交換を行います。
実習指導者の方のご参加をお待ちしております!
令和4年11月26日(土)、医療ソーシャルワーク基礎研修⑤「医療ソーシャルワークと記録」と題して、盛岡友愛病院 医療相談室 神田様よりご講義いただきました。土曜の午後にも関わらず若手からベテランまで17名の参加がありました。
講義では、記録とは何か?から始まり、誰のためにあるか、記録の内容や方法、留意点、活用について振り返りを行いました。
私たちが普段ケース介入した際、基本情報(フェイスシートとなるもの、病状、家族構成、生活歴、社会資源活用の有無等)を収集し、クライエントの主訴を聞き、そこからアセスメント、援助目標、計画を立て、援助の実施、振り返り等を行っていると思います。
私が講義の中で、ハッとさせられた気づきとして、「ソーシャルワーク記録を残すうえで一番大切なことは、我々ソーシャルワーカーの専門性はアセスメントに表現されるとし、アセスメントをどのように記載できているか」というところです。どのような情報からどう分析・統合し、その援助を導いたか、というこの過程を記録にしっかりと残せていますか?と問われ、自分の記録を反省する内容でした。
グループワークでは、アセスメントを実際どのように記録しているか、また所属機関で記録方法はどのようなものか話し合いました。紙媒体か電子カルテか、SOAP形式か自由形式か。それぞれメリット、デメリット踏まえながら、所属機関の特性に応じた取り組みを共有することができました。
記録は、意識していないとついつい自己流になってしまいます。優れた記録とは、自身の支援内容を振り返るのみならず、クライエントへの援助の質的向上につながります。また、クライエントのためのものでありつつ、チームや組織のためでもあり、我々ソーシャルワーカーが専門職であることへの証明でもあります。
今一度、記録とは何か、誰のためにあるか、自身の記録を読み返しながら、振り返ってみてはいかがでしょうか?
文責 広報部会理事 高橋はるな
令和4年11月11日(金)、一般研修Ⅱ「在宅医療とソーシャルワーク」がオンラインにて開催されました。本研修では、「一般社団法人みんなの健康らぼ」や「やまと在宅診療所一関」の医師として幅広くご活躍の杉山賢明先生を講師とし、先生の在宅医療におけるご経験と、先生自ら取り組む人生会議に関する活動についてお話し頂く中から、我々ソーシャルワーカーの果たすべき役割を考える機会とすることを目的としています。
当日は、今まさに現場で実践を積まれているソーシャルワーカーの方々から、ソーシャルワーカーを志す学生の方々まで、計21名と幅広い層の参加がありました。
「ソーシャルワーカーとプライマリケア医の共通点」「一関市における現状と課題」「訪問診療の実際」「広義の人生会議」と、4つのセクションから、内容の濃いお話を頂きました。
まず、ソーシャルワーカーとプライマリケア医は、ご本人の「ウェルビーイングの向上」という共通の目的があります。地域包括ケアシステムの中で、中心はご本人の生活であり、ソーシャルワーカーはプライマリケア医の良きパートナーとして、在宅医療に貢献する存在であることを再認識しました。
私自身、普段の業務では触れる機会の少ない「在宅医療」の実際について知る、非常に貴重な経験となりました。地域の実情を踏まえながら、リアルな現場の声や実践例を通じて、在宅医療の醍醐味や重要性が伝わってきました。
そして、人生会議、意思決定支援は、ソーシャルワーカーが関わる意義が非常に深いと感じております。これまでの話を語ってもらう中から、その人の価値観を知り、これからの話へ展開していくことで、より良い人生の最期へ向かうお手伝いをする。そんな人生会議の在り方を、職場内でも共有し、私自身も実践していきたいと思いました。
今回の研修を通して、ご本人の生きる権利を擁護し、価値観や生活に焦点を当て、ウェルビーイングを高めることが、私たちソーシャルワーカーに求められる役割だということを、再認識させて頂く機会となりました。
杉山先生、ご経験に基づく貴重なご講演、本当にありがとうございました!!
文責 広報部会理事 佐々木亘
・「身元保証のない方への支援体制の実状に関するアンケート調査」ご協力のお願い!
調査研究部会では、岩手県内の医療機関(施設)の、身寄りのない方への支援・対応の実態を明らかにし、適切な支援方法を検討するほか、現在の県内の身元保証問題を可視化し、職能団体として社会的発信にもつなげることを目的に、表記アンケートを岩手県内の病院(精神科単科を除く)及び介護老人保健施設にメールまたは郵送で依頼しております。ホームページにも依頼文章と回答用紙(PDF)、回答フォームURLを掲載します。該当される医療機関・施設のご担当者様におかれましては、アンケートへのご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
※「Googleフォーム」回答アンケートURL
⇒https://forms.gle/R2TLk317picQr2bV7
調査研究部会 理事 宮崎 玲香
・一般研修Ⅱ 「在宅医療とソーシャルワーク」(医療ソーシャルワーク基礎研修併催)のお知らせ!
11月11日開催の一般研修Ⅱ(医療ソーシャルワーク基礎研修併催)では、「在宅医療とソーシャルワーク」と題し、
やまと在宅診療所一関で医師としてご活躍の杉山賢明先生をお招きし、ご講演いただきます。先生の在宅医療におけるご経験と、先生自ら取り組む人生会議に関する活動についてお話いただくとともに、我々の果たすべき役割について考える機会とします。
なお、本研修は医療ソーシャルワーク基礎研修との併催という形で実施します。
すでに医療ソーシャルワーク基礎研修のほうで申し込みされている方(一括申込みまたは④を申込済み)は
申し込みの必要はございません。
参加希望の方は、下記のURLから必要事項をご記入ください。
登録後、基礎研修に申し込みしていないか2重登録のチェックの上、PeatixのURLをご案内します。
皆さんのご参加をお待ちしております!
申込はこちらから↓
https://forms.gle/P3cFuoFFDKEp29KL9
締切は、2022年11月9日(水)18:00 です。
・「医療ソーシャルワーク基礎研修」追加募集のお知らせ!
一旦申し込みを締め切っておりました、「医療ソーシャルワーク基礎研修」の追加募集を開始します。
全体の申込締め切りは、2023年3月1日20時 になります。
研修終了後でも、チケットをお申込みいただければオンデマンド配信用動画のURLをお知らせします。
追加募集分のPeatixのURLは下記のとおりです。
※Peatix 予約フォーム URL:https://msw-basic2222.peatix.com
・研修のご案内・
令和4年10月2日(日)13:00~16:30、一般研修Ⅰ「意思決定支援とMSWの関わり」をWEBライブ配信(Zoom使用)で行います!講師は、著名な 田村 里子先生(WITH医療福祉実践研究所)をお迎えしています。田村先生の講義を聞くことが出来るまたとない機会です。皆様のご参加をお待ちしております!
※Peatix 予約フォーム URL:https://peatix.com/event/3355042
岩手県医療ソーシャルワーカー協会会報の特別企画(第50号)として、岩手県一関市藤沢町保呂羽(ほろわ)にあるお寺を訪問!宗教家お二人にスペシャルインタビューを行いました。
・曹洞宗藤源寺住職 佐藤 良規氏
・時宗不退山長徳寺住職 渋谷 貞之氏(認定臨床宗教師)
お二人には、「スピリチュアルペインについて」や、「これまでのお寺、これからのお寺」、「お寺と社会福祉の関係」等について語っていただきました。宗教家と医療ソーシャルワーカーって意外と近い存在かも!?インタビューコンセプトや動画を公開いたしますので、ぜひご覧ください!
広報部会 部会長 佐々木 章
中堅・ベテラン研修Ⅰ スーパービジョン研修「SVの実践的理解と職場内SV体制の構築」開催迫る!
東京福祉大学 中里哲也先生、文京学院大学 篠原純史先生、当協会の副会長 伊藤隆博(岩手県立大学)の豪華講師陣でお送りする岩手県MSW協会主催のスーパービジョン研修を9月11日(日)に開催いたします。
実践現場では、スーパービジョンは具体的にどう進めるのか、セッションの中でどのような声掛けや質問をすればスーパービジョンになるのかというスーパーバイザーとしての不安や悩みも尽きません。また、急速に人員が増える組織の中でスーパービジョン体制をどう根付かせるかといった課題もあります。
今回の研修では、医療ソーシャルワーカーとして現場でスーパービジョンに取り組んできた中堅3名の講師が「スーパービジョン体制の構築」と「スーパービジョンの方法・スキル」について分かりやすくお伝えする予定です。
お申し込み期限は、9月8日(木)の13:00となっています!
お申し込みは、下記のURLかPDFファイルのチラシ内QRコードからどうぞ。皆さんのご参加をお待ち申し上げております!
※Peatix 予約フォーム URL
https://sv-iwate.peatix.com/?fbclid=IwAR2Je-xorzb5YKWrOgZjhhCcjxs1s-uMc1pfW1uDP0lNNRWhqvZ2o9y8q_A
2022年度 第1回 実習指導者フォローアップ研修会 開催要項のご案内
岩手県社会福祉士会・実習指導者委員会と岩手県医療ソーシャルワーカー協会共催による「第一回実習指導者フォローアップ研修会 開催要項」のご案内です。社会福祉士養成のためのソーシャルワーク実習カリキュラムが変更となり、新しい実習が始まっています。講師は、当協会の副会長 伊藤隆博(岩手県立大学 社会福祉学部社会福祉学科 准教授)が担当致します。実習指導者の方のご参加をお待ちしております!
2022年度ソーシャルワーク実習受入れ医療機関リストを公開致しました!
メニューの「SW実習」からご確認ください!
近年、ソーシャルワーク実習を岩手県内の医療機関で受けたいと希望する学生が少しずつ増えてきております。 医療機関としてもソーシャルワーク実習希望者がいるということは喜ばしい事だと考えております。一方で、実習先がなかなか見つからないという声も聞こえてきます。
そこで当協会として、県内の医療機関のソーシャルワーク実習受入れの現状がどのようになっているのかを把握し、情報共有することが必要と考え、アンケート調査を実施しました。アンケート調査にご回答をいただき、 ホームページ掲載にも同意いただいた機関とその情報について公開致します。
調査研究部 部会長 吉田 利春
令和4年度 岩手県医療ソーシャルワーカー協会 定例総会無事に終了しました!
令和4年6月11日 岩手県医療ソーシャルワーカー協会・令和4年度定例総会が「岩手県立大学アイーナキャンパス」でハイブリッド形式(役員のみ集合)にて行われました。総会時研修は、2015年から8年間、会長職を務めてこられた青木慎也氏(岩手医科大学附属病院)からのご講義でした。コロナ禍など社会情勢の変化が目まぐるしいですが、医療ソーシャルワーカーとして、時代の変化に合わせつつ変わって良いもの、変わってはいけないものがあると思います。ソーシャルワーカーとしてあるべき姿を示された講義内容に、襟を正される思いだった会員の皆さんも多いのではないでしょうか。青木会長、8年間本当にお疲れ様でした。
さて、定例総会では、会員の皆様より新理事体制でスタートする事を承認いただきました。
旧理事、新理事が入り混じって「パシャリ!」。ちなみに、新会長小泉氏はキメキメポーズで「パシャリ!」。
皆さん良い顔してますね(^^)/ 新会長からの挨拶文も合わせて更新致しましたので、ぜひご覧くださいませ。
文責 広報部会 部会長 佐々木 章
令和4年度 岩手県医療ソーシャルワーカー協会
「医療ソーシャルワーク基礎研修」参加者募集中!
初任者から中堅対象の研修として、医療ソーシャルワーカーとしての基礎的な実践力と支援の 質の向上を目指し、日本医療ソーシャルワーカー協会の基幹研修Ⅰのシラバスに準拠してその一 部の講義を抜粋したプログラムで実施します。岩手県をリードするベテランMSWを講師陣として 招き、実践的かつ質の高い研修を提供致します。 本研修は全9回講義で構成され、医療ソーシャルワーカーとして専門性の高い支援を実現する 上で必要不可欠な項目を網羅しています。1年目~3年目の初任者はもちろん、10年未満の中堅の 方々も自身に実践を振り返り、ブラッシュアップする機会としてぜひご参加ください!
Peatix URL https://msw-basic.peatix.com
令和4年3月19日(土)、テーマ別座談会「職場のリーダー編」がオンラインにて開催されました。この座談会は、MSW部門の中堅以上(リーダークラス)のソーシャルワーカーが病院(施設)内外のソーシャルワークを実践するために必要なスキルを共有し、リーダークラス間の横のつながりを強化することを目的としています。
当日は、ソーシャルワーカー歴10~20年以上の方々、現場のリーダーを担っている方々を中心に、計9名の参加がありました。前半は2グループに分かれディスカッションを行い、後半はディスカッションの内容を全体で共有しました。グループディスカッションでは、「リーダーに必要なスキルや役割とは?求められるリーダー像とは?」、「各職場のスーパービジョン体制・OJT体制について」、「MSW業務配分とチーム体制、ルールやマニュアルの整備」、「職場内の環境づくり」といったテーマを中心に、各職場の現状や実践、リーダーとしての視点、目指すべき方向性などを共有しました。また現場で抱えている課題に対し、長年のご経験のある先輩方よりアドバイスもいただきました。
参加者の方からは、「前回の座談会と同様に集まる機会が貴重である」、「日頃の悩みを共有でき、いただいたアドバイスを早速業務に取り入れていきたい」などのお声がありました。
クライエントに不利益が生じないようチーム全体として質の担保を図りながらも、ソーシャルワーカー個々人の違いを認め合おうとする視点や、個別のケースを複数のワーカーで把握しサポートし合うチーム体制の実践についてなどについて学ばせていただき、自分自身の実践や職場内での役割を見返す機会となりました。また、ソーシャルワーカーが複数名体制である職場が増えていることからも、個人のスキルアップはもとより、業務管理やチーム運営について学ぶ必要性を実感しました。
文責 熊谷麻未
2021年度保健医療功労者表彰式・県地域医療従事者感謝状贈呈式が、11月17日に盛岡市内で行われ、長年にわたり各分野で岩手県の保健医療の充実発展に貢献した33名の方の功績が称えられました。
岩手県医療ソーシャルワーカー協会からは、2008年度から2013年度まで当協会の会長をお務めになった山舘幸雄氏が、岩手県の保健医療分野への多大な貢献が認められ表彰されました。本当に、おめでとうございます!!
表彰式には、ご本人と推薦団体である当協会から小泉進副会長が出席しました。
山舘幸雄氏は、岩手県岩手郡葛巻町のご出身、1983年4月「岩手晴和病院(現.未来の風せいわ病院)」に精神科ソーシャルワーカーとして入職、社会復帰支援室長などを担当され、在任期間中に約2年間岩手医科大学附属病院に出向し、厚労省の厚生科学研究事業に従事されました。2010年2月からは、ご活躍の場を「盛岡観山荘病院」に移されて、医療福祉相談室長としてご勤務されていた事は、皆さんの記憶にも新しいのではないでしょうか。
その他、以下のように永年にわたり様々な活動に尽力されてきました。
・盛岡医療福祉スポーツ専門学校心理福祉学科 非常勤講師(2008年度~現在)
・東北福祉大学通信教育学部 特任教員(2006年度~現在)
・(公社)日本精神保健福祉士協会 認定スーパーバイザー(2010年度~現在)
・(公社)日本医療社会福祉協会全国理事(1998~1999年度及び2002~2003年度2期4年)
・岩手県高次脳機能障害者支援普及事業委員会(2010年度~2019年度)
ワーキンググループ委員(2018~2019年度 座長)
・第4回日本医療ソーシャルワーク学会岩手大会 大会長(2013年度)
輝かしいご功績が表彰されたことは、岩手県医療ソーシャルワーカー協会としても大変名誉ある事ですし、協会の末席に名を連ねている私としても非常に喜ばしい事だと、大先輩のご活躍を誇らしく感じています。次回の協会広報誌には、山舘氏の受賞インタビューを掲載させて頂く予定です。ご期待ください!!
(文責 広報部会・副部会長 佐々木 章)
令和3年12月18日(土)オンラインにてテーマ別座談会「機能・地域別」が開催され、11名が参加しました。
今回は、座談会形式で職場の機能別や地域別に分かれて課題や悩み・最近増えている社会の問題などについて意見を出しあいました。
私たちのグループでは急性期病棟から回復期病棟の入院患者における身元保証の問題に対しての支援や、病院それぞれにおけるベッド運営や前方・後方支援の在り方・在院日数など病院運営にかかわるところの話題がありました。病院の機能によってMSWが行う役割の相違と共通点を知ることができました。
また地域別では県内の病院・施設との連携、病院から老健に移行する連携、ICTの活用などの話から病院から自宅退院が難しい方の連携の仕方、地域によっては施設などの社会資源が限定されるなかで、どのように情報提供・やりとりしていくかなどについて先輩方の意見を聞くことができました。
コロナ禍ということもあり、以前に比べ同じ職種・同じ役割を持つ施設同士でつながる機会が少なくなったように感じます。このような研修を通し協会の皆さんとつながり連携しあえる機会を大切にしていきたいです。
事後に研修アンケートを実施して頂き、座談会の内容について8割以上の参加者が「大変満足」との回答、今後の職務に活かせるかどうかという質問もほぼ全員の方が「活かせる」との回答を頂いております。
【参加者の声(抜粋)】
(文責 広報部会 照井)
令和4年8月28日 2022年度 第1回 実習指導者フォローアップ研修会 開催要項のご案内を掲載いたしました。
令和4年8月24日 2022年度ソーシャルワーク実習受入れ医療機関リストを公開致しました。
令和4年8月23日 令和3年度会報・特別記念号(50号)宗教家スペシャル対談動画を「会員用ページ」に掲載いたしました。
令和4年6月24日 令和4年度 医療ソーシャルワーク基礎研修のご案内を掲載致しました。
令和4年6月13日 令和4年度・研修案内を掲載致しました。
令和4年4月5日 テーマ別座談会「職場のリーダー編」のレポートを掲載しました。
令和4年1月5日 テーマ別座談会「機能別・地域別」のレポートを掲載しました。
令和3年12月27日 「山舘幸雄氏 岩手県保健医療功労者表彰 受賞」について掲載しました。
令和3年12月15日 研修レポート(退院支援)を掲載しました。
令和3年11月25日 「災害とソーシャルワーク」の動画を公開しました。
令和3年11月1日 一般研修Ⅳ「退院支援」の案内を掲載しました。
令和3年10月22日
令和3年8月13日
令和3年7月19日 一般研修Ⅱ:「スーパービジョンの概要~明日から取り組む職場内スーパービジョン~」テーマ別座談会:「初任者編」の情報を掲載しました。
令和3年6月16日 公開シンポジウムの情報を掲載ました。
令和3年6月16日 令和3年度の研修案内を掲載しました。
令和3年3月22日 ソーシャルワーク・スーパービジョン研究会第10回研究会の案内を掲載しました。
令和2年12月14日 Webセミナー(会員向け)の案内を掲載しました。
令和2年12月14日 第3回役員会開催報告を総務部会ページ(会員専用)に掲載しました。
令和2年9月1日 会則、専門部会運営規定、各種届出様式を更新しました。
令和2年2月20日 第6回役員会開催報告を総務部会ページ(会員専用)に掲載しました。