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平成30年8月3日 「行動理論・アプローチ 認知理論・アプローチ」 研修レポートを掲載しました。

平成30年8月2日 平成30年度研修の案内を更新しました。

平成30年8月2日 三団体研修・基礎研修Ⅴレポートを掲載しました。


基礎研修Ⅴ レポート

7月28日(土)盛岡赤十字病院にて基礎研修Ⅴ「スーパービジョンの概要」が行われました。講師は昨年に引き続き盛岡観山荘病院の山舘幸雄氏に引き受けていただきました。

 

講義+演習の研修はソーシャルワークの学習過程に必要な「知識学習」と「体験学習」を凝縮させたような内容となっており、昨年から始まった当協会の新しい研修体系では3年に1回参加すれば良い研修となっていますが、毎年でも受けていただきたい研修です。

 

<参加者の声>

・とても内容が充実していたと思います。グループ協議、演習が良かったです。

・とても貴重な経験になりました。普段バイジーであることが多いのでバイザーを経験し、より理解ができた。

・演習の中で、経験年数や所属期間の異なるSWと意見交換できたことが貴重で、実践にもとても役立つ。

・演習を通して、スーパービジョンを受けることができ、充実していました。

・この研修全体がスーパービジョンのような場だと感じ非常に良い時間を過ごすことができました。ありがとうございました。

・スーパービジョンの重要さを改めて感じた研修でした。先生の講話も非常に分かり易かったです。以前よりもスーパービジョンに対する苦手意識が減りましたので、今後はもっと積極的に取り組んで行きたいです。

 

もっと詳細にお伝えしたい所ですが、スーパービジョンについて学び直したいと思った方はぜひ来年度の当研修にご参加ください!

 

文責:教育研修部会担当理事 小泉 進

 


「行動理論・アプローチ 認知理論・アプローチ」 研修レポート

 平成30年7月21日(土)14:00より岩手県中央病院 視聴覚室にて実践・方法論Ⅰの研修が行われました。

 

 受講したのは20代から30代のやる気のある若手会員から大ベテランの先輩もおり、いろいろな視点から会話が弾みとても有意義な時間を過ごすことができました。

 

 研修は行動理論・アプローチと認知理論・アプローチについて概論の説明があり、特徴やプロセスについて述べられました。その後、に小グループに分かれ、具体的な事例を上げながらワークショップ形式で進められました。

 

 行動理論・アプローチはクライエントとの行動そのものに焦点化を行い、それ自体の解消や修正を目的とすることが特徴です。クライエント自身に問題を認識させ、客観的な観察が可能になります。望ましい行動を増やすため、オペラント条件付けや学習論などを利用して、意図的に刺激や報酬をもたらすなどの働きかけを行うアプローチです。

 

 認知理論・アプローチは、クライエントが出来事に対する「歪んだ認知」認識し肯定的、合理的な新しい考え方を習慣化していくことを目指します。支援者はクライエントが出来事に対する「現実的、多様的な考え方」に気が付けるように支援します。

 

 それらの理論についてワークショップにおいて具体的な事例検討をしましたが、日々自分たちが向き合っている対象者ともリンクし、様々な意見交換がなされました。リアルにイメージしながら具体的な実践方法を学ぶことによって、ディスカッションも活発なものになりました。  

 

 大きく変化している社会の中で医療ソーシャルワーカーもいろいろなことが求められています。今回の研修は日々の業務や連携、対象者との関わりにおいても応用できると感じています。今年度の研修まだまだ開催される予定ですが、参加することによって知識や体験を積み上げ、会員や協会全体のレベルアップを目指しましょう。

 

(文責:広報部会 吉田真理)


三団体研修レポート

平成30年7月14日(土)13:30よりアイーナにて今年で15回目となるソーシャルワーク3団体合同研修会が開催されました。今年度は『対話推進によるコンフリクト・マネジメント~対話が医療を拓く~』をテーマに、日本医療メディエーター協会のシニアトレーナーで、医療対話推進者養成セミナーの講師としても活躍されている岩手県立中部病院の院長・伊藤達朗先生をお招きして研修を行いました。

 

はじめに医療メディエーション総論として、医療メディエーションの定義・基本、コンフリクトとは、社会構成主義などについてご講演頂きました。

次に、傾聴とは何かと題しご講演頂きました。「相手に意識を集中する」聴き方で話し手は話し易くなり、きき手の態度・心構えで多くの情報が得られることにつながる。それには目の前の相手を受け止めること、非言語の情報をとらえること、話し相手を評価しない、全てを肯定することが重要であるとのことでした。普段我々ソーシャルワーカーが当たり前のように業務の中で行っている傾聴ですが、改めて見つめなおす機会にもなったかと思います。

次にIPIとは何か、様々な紛争領域に適用可能なモデルとなるIPI分析のしくみ、方法までを学びました。IPIとは争点(イシュー)、表面の事実・感情・要求主張(ポジション)、潜在した不可視の欲求(インタレスト)からなり、メディエーションをナビゲートする羅針盤となります。その後メディエーションの実際をロールプレイを通して理解を深めました。メディエーターの中立性から「逃げない・ごまかさない・うそつかない」を守ることに留意しながら臨みました。

 最後に医療相談まとめとし、メディエーター的一次対応の基本姿勢や、医療安全として病院の組織文化へつなげていくことの重要性などご講演頂きました。「メディエーションは失敗してもいいんです、なんでも自分のせいにする、話がまとまらなかったのは私がうまく出来なかった、それなら話をまとめるときにも患者に時間を頂いていいか確認して話しをまとめる。自分も整理して、相手に対応する」その言葉で締めくくりとなりました。

 

(文責:広報部会 澤野翔子)


総会・研修会レポート

【一般研修会】

H30年6月23日(土)13:30より今年度第一回目一般研修会が開催されました。テーマは

『地域包括ケアの深化・地域共生社会 MSWは、いかに地域貢献できるか』です。

まず始めに岩手県保健福祉部長寿社会課より加藤忍先生を講師にお招きして「在宅医療介護連携推進事業について」と題したご講演をいただきました。

 

人口減少、独居や高齢者夫婦のみの世帯が増加する岩手県の限りある資源の中でいかに効率的に医療や介護サービスを享受できるよう図っていけるかが今後の県としての直近の課題です。

解決する取り組みの一つとして、「在宅医療介護連携推進事業」はH27年よりH30年までに取り組む市町村事業として介護保険法にも位置付けられています。岩手県における在宅医療連携拠点は県内11か所で16市町村をまとめているそうです。

 

県としてはこれらの取り組みが各拠点でどの程度行われているかを把握し、市町村へのデータ提供や研修の開催、ワーキンググループを開催して支援を行っていくとのことでした。特に市町村は今まで医療機関とのつながりがなかったために、苦慮しているところも多いようです。加藤先生からはMSWも地域に出ていって地域住民との交流の機会を持つとさらに医療機関が地域住民にとって身近になるのでは?との提案を頂きました。

次に事業の実際について当協会下記の3名から実践報告がありました。

 

北上市在宅医療介護連携支援センターの菊池涼子氏

紫波郡地域包括ケア推進支援センターの吉田利春氏

岩手県立宮古病院地域医療福祉連携室の湯澤克氏

 

1市行政での取り組み、複数町行政での取り組み、事業未実施行政での医療介護連携の現状とそれぞれに特徴ある地域での活動内容を赤裸々に語っていただきました。分野の異なる人たちが集まるとお互いへの要望(文句)が出てきたり、現場のやりたいことと、事業でできることの調整の難しさ、まずは勉強会から初めてみる等々。普段ミクロレベルでの業務内容が多いMSWが地域づくりでどんな役割を担っていけるのか、非常に興味深い生の声が聞けたのではないでしょうか。印象的だったのは、菊池さんの「事業として大きい、何が着地点かわからなくなりそう、心が折れそうになるが、自分の住んでいる地域で目の前にあることを一つ一つやっていきたい」吉田さんの「たくさんの意見をまとめることで普段の自分の仕事を振り返ることができた」湯澤さんの「地域包括ケアシステムを作ることは、目の前の課題に対してMSWが常々やってきたことをまとめただけ」という言葉でした。マクロの実践も普段の丁寧なソーシャルワークからということを実感する研修となりました。

 

【インフォメーション】

研修後、岩手県性犯罪・性暴力被害者支援の「はまなすサポート」柴内さんより岩手県の性犯罪被害者を取り巻く現状、相談窓口の紹介、支援内容の案内がアナウンスされ、当会としても見過ごせない社会に埋もれがちな性犯罪・性暴力被害に対しての支援情報を提供していただきました。

 

【総会レポート】

続けて15:45からは定例総会が開かれ、①H29年度事業報告及び決算報告②H30年度事業計画(案)及び予算(案)が提出されました。いずれも61名(会員総数115名 委任状34名)の参加者による賛成多数で可決となりました。29年度施行期間として行われた研修体系の確立と新しい部会体制の再編が重なり、30年度はさらなる協会活動の活発化が期待されます。また、事務局の変更、会則の変更、新役員・幹事の選出の年と、協会として非常に大きな変化の舵を切りだしています。スキルアップと役割分担をキーワードに会員一人ひとりが積極的に会の運営に関わり、自分たちの協会という思いを持って活動できるようにしていきたいと青木会長を始め、役員全員の熱い思いが提案された内容となりました。

最後に恒例の新入会員紹介では12名のフレッシュな顔ぶれが出揃い、慌ただしくも盛況のうちに閉会となりました。

本年は岩手県医療ソーシャルワーカー協会設立60周年の節目を迎えます。私達MSWが目指してきた連携・多職種協働・地域資源の開発に診療報酬がようやく追いついてきた今、MSWの本質に立ち返って、当事者が置いてきぼりにならないような、さらなる専門性の強化を一緒に目指していきましょう。

次回は30年7月14日(土)三団体合同研修会です。会員以外の方も奮ってご参加ください!!

(文責:広報部会 老松さとみ)

 



更新情報

平成30年6月27日 総会・研修会レポートを掲載しました。

平成30年6月4日 平成30年度の研修のご案内を掲載しました!

平成30年5月29日 研修会レポートを掲載しました。

平成30年5月23日 社会活動部会のページに「平成29年度研修に対する全体アンケート結果報告」の情報を掲載しました。

平成30年3月15日 他団体主催イベントに「第11回全国連携実務者ネットワーク連絡会」の情報を掲載しました。

平成30年2月21日 研修部会のページに「実践方法論Ⅲ 問題解決・課題中心アプローチ」の研修会報告を掲載しました。