会長挨拶

 当協会のホームページをご覧いただきましてありがとうございます。平成26年度より会長を務めさせていただいております青木と申します。遅ればせながら、この場を借りてご挨拶を申し上げます。私が入職した頃は、まだまだ多くの病院に医療ソーシャルワーカーが配置されているという時代ではなく、配置されていたとしても1名のみ、配置されていない病院も数多くあった時代でした。あれから約20年が経過し、当協会の会員をみても20代、30代の会員が非常に多くなりました。また、地域連携部門の強化や患者サポート体制充実加算、退院支援加算など、我々の業務が診療報酬算定にも含まれるようになり、時代は大きく変わったとつくづく感じさせられます。

 

 さて、最近、様々なところで地域包括ケアシステムの話題を耳にします。これは、ご存知のとおり、団塊の世代が75歳以上となる2025年をメドに重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供されるシステムのことですが、すでに団塊の世代と言われている方々が前期高齢者である65歳に達しております。

 つまり、超高齢化社会へ向けた準備をあらゆる場面で進めていかなければならない時代に突入したということになります。また、介護の需要が急速に増えてくる一方で医療機関を受診する患者さんの数や疾患も今後少しずつ変わってくるということも意識していかなければなりません。

 

社会が大きく変化をしている状況の中で、我々医療ソーシャルワーカーはこれまでどおり、患者さん・ご家族に寄り添い支援できるよう日々研鑽を積んでまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 

岩手県医療ソーシャルワーカー協会 会長 青木慎