平成29年度岩手県医療ソーシャルワーカー協会 研修

 当協会では、以前より課題となっていた会員のスキルアップを目的とした研修体系検討作業部会を平成28年度より立ち上げ、研修内容及び体系構築の検討を行ってきました。

 

 今年度は試行期間とし、来年度からの本格施行を目標としています。基礎研修・理論研修・実践研修から研修体系は、3年を1クールとし、6年をかけて2回ずつ履修することを想定しています。原則、初任者は早めに履修していただくことをお勧めしますが、2度目の履修によって経験を踏まえ原点を見直す作業もまた、実感を伴った新たな知識を得るものと考えているからです。

 

スーパービジョン部会として取り組んでいたピアスーパービジョンについても研修体系に盛り込み、スーパーバイザー養成と内容を区別することで段階を追った内容の充実を図りたいと思います。また、年度ごとのクローズグループとすることで、知識、体験の積み上げ、グループスーパービジョンに必須な安心感を担保したグループの構成を意図しています。

 

 われわれ医療ソーシャルワーカーを取り巻く現状は、大きな変化の中にあります。医療機関の機能分化が進み、多職種との連携、地域における連携、支援困難ケースへの対応など医療ソーシャルワーカーが求められるものは個別性と専門性を増しています。ソーシャルワーカーの配置数は増えてはいますが、日常の業務の中で価値・倫理・知識を意識して振り返ることは容易ではなく、専門職団体として初任者の育成や少人数の配置の会員のバックアップをしていくことも重要な役割ではないかと考えています。初任者からベテランまで全ての会員が現状で立ち止まることなく、医療ソーシャルワーカーとして必要な価値・倫理・知識・技術について学び続けるこの機会を有効に活用していただければ幸いです。

平成29年6月1日 研修体系検討作業部会 代表 菊池 涼子

 

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平成29年度岩手県医療ソーシャルワーカー協会研修ご案内
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